カンボジアの"教育格差"に立ち向かうべく貧困地域の子供たちを社長HEROsが支援
日本企業の力で世界の子どもたちへ未来と希望を届ける
プノンペン市内の高層ビル群から程近い場所に、ゴミが散乱し、虫だらけの、異臭も漂うスラム街はあります。カンボジアの経済格差です。
2025年5月、社長HEROsは、このスラム街とフリースクールを訪問し、子どもたちに文具をはじめとする支援をお贈りいたしました。
発展の陰に潜む深刻な教育格差
カンボジアの経済発展は、同時に深刻な貧富の格差を生み出しています。
都市部の近代的な生活とスラム街の現実は、まるで異なる時代を生きているかのようです。
この格差は、子どもたちの教育機会にも直結しています。
カンボジアの学校教育システムには構造的な問題が存在します。
通常、学校の授業は午前か午後のどちらか半日のみで、残りの時間は「塾」での学習が必要不可欠となっています。
驚くべきことに、試験問題の半分は、学校ではなく"塾で教える内容"から出題されるのです。
つまり、塾に通う経済的余裕のない家庭の子どもたちは、教育の機会から取り残されてしまいます。
この悪循環が、世代を超えた貧困の連鎖を生み出しています。
歴史の傷跡が残す教育システムの歪み
この問題の根底には、カンボジアの悲惨な歴史があります。
ポル・ポト政権時代の大虐殺により、多くの教師が命を失いました。
その背景から、現在でも深刻な教師不足が続いており、教師の給与も十分ではありません。
そのため、教師たちは"塾講師としての収入"に頼らざるを得ず、結果として学校教育が不完全なものとなってしまっています。
この構造的問題の解決には、国家レベルでの教育制度改革が必要です。
しかし、改革を待つ間にも、貧困層の子どもたちは教育の機会を失い続けています。
希望の光を灯すフリースクール
こうした教育格差を埋めるべく立ち上がったのが、フリースクールです。
その名の通り、無償で子供たちに教育を提供しており、運営者の自費や、寄付、ボランティアによって運営されています。
カンボジアには、日本人が現地の子供たちのために運営しているフリースクールもあり、今回、社長HEROsでは日本語も教える素敵なフリースクールと、スラム街内の小さなスクールの子供たちを訪問し、贈り物をお届けしてまいりました。
愛センター:20年間の歩みが築いた信頼
プノンペンにある「愛センター」は、今年で設立20周年を迎えます。現在150名の子どもたちが通い、基礎教育や日本語教育を受けています。
ここの卒業生の中には、日本への留学や就職を果たした子もいます。
また、かつて愛センターで学んでいた卒業生が現在、後輩たちの教師として活躍していた姿には大変感銘を受けました。
教育の連鎖が、希望の連鎖を生み出しています。
カンボジア・愛センター: https://aicenter-cambodia.amebaownd.com/